アラフィフおじさんの運動能力向上 身体が軽くなってできるようになったこと

ボディメイクを意識して筋トレを行い、また食事にも気を配って体重を約8kg落としました。その結果、できる運動が増えました!アラフィフおじさんの進化です。

うんてい

私には幼稚園~小学校低学年の甥、姪がいます。そんなに頻繁には会えないのですが、正月なんかには一族で集まって公園で凧揚げをやったりします。

公園にはうんていなどの遊具があります。子供に混じって一緒に遊んだりします。ボディメイクを始めたころ(体重が57kgくらい)、うんていをやってみました。ぶら下がるだけで結構大変で、右手を一歩前に出し、左手で同じ棒をつかみ、の繰り返しで、5本くらい先の棒まで進むのが精一杯でした。肩と首筋が引っ張られて、握力を使い果たしてという惨憺たる状況でした。

うんてい 1年目

その翌年、ボディメイクの成果もあって体重が53kgになっていました。またうんていをやってみると、これがかなりいい感じ。右手を一歩前に出して、左手はそのもう一つ先の棒に手を伸ばすことができます。左手を掴みそこなうと、右手一本でぶら下がったまま振り子の要領で体が後ろに振られますが、それも耐えて、もう一度左手を先の棒に伸ばすことができます。かなりサルのイメージに近い感じです。これでうんていの半分くらいを進むことができました。うんていはスタートから真ん中に向けて高くなっていきますね。その傾斜を上がり切ったところでギブアップです。

うんてい 2年目

おおっ、これは凄い!と自分だけ感動です。体重が軽くなったのと、筋力がついたのとの両方の効果なのだと思います。普段の筋トレでは重量がそれほど伸びるわけではなく、筋肉も大きくなったなあと思うほどではないのですが、ちゃんと効果が出ているんだなあと嬉しくなりました。

1年くらいの間をあけての定点観察みたいなものなので、身体の変化が感じやすいのかもしれません。次の年はどうだろう?と楽しみです。少なくとも経年劣化はしていないといいんだけど。

懸垂

調子に乗って、懸垂にもトライしてみました。するとすると、結構簡単に体が持ち上がります。あれっ、俺、懸垂できてる?!って感じです。順手で10回、逆手で10回。我ながら凄い。私は中高生の時にもそれほど筋力があるわけではなく、鉄棒なんて大の苦手だったし、懸垂なんてやった覚えもありません。それがこの年になってできた!というのには大感激です。

これに味をしめて、日常でも懸垂をやってみたくなります。と言っても近くの公園には低い鉄棒しかない。しかし情報時代。探せば何とかなる。「自分の住んでいる地域 公園 懸垂」で検索すると、ちゃんと懸垂のできる公園を探すことができます。自宅から歩いて15分くらいの少し離れた公園ですが、有酸素運動と思って出かけてみました。

公園でおじさんが鉄棒にぶら下がるのは気恥ずかしいものですが、構わずやってみます。するとやっぱりできます!最初は15回くらい、次は12回、とだんだん回数は減っていきますが、それでも5セットくらいやって、意気揚々と引き揚げます。

懸垂は、フォームに気を付けてやると背中の運動になります。すなわち背筋が発達していないとそんなにできないということです。自宅で筋トレをやってはいるものの、背中が筋肉痛になったことはなく、「本当に効いているのかなあ」と疑問に思っていました。鏡でも背筋は見えませんし。しかし懸垂ができるということは、それなりに背筋も発達しているのだろうと思えます。効果があると分かれば、またトレーニングにも熱が入るというものです。

ボルダリング

うんていと懸垂で自分の運動能力の向上を感じていたある日、普段は通らない駅の裏側を歩いていました。すると倉庫のような建物があり、入り口が開け放たれています。何かなと覗いてみると、ボルダリングジムでした。

壁一面にカラフルな石が張り付けてあります。壁が何面かあり、傾斜が少しずつ異なっています。小さなお子さんから中年の方まで、何名かが壁に張り付いています。途中で登れなくなって落ちている方もいます。

これまでの自分だったら無関心で通り過ぎていたと思います。私の最も苦手とする運動です。オリンピック種目になったこともあって時々テレビで見かけていましたが、自分には全く縁のないスポーツと思っていました。

ところが今は、身体が軽くなって自分の体を持ち上げることに少し自信が付いています。もしかしたらできるかもよ、というポジティブな気持ちが湧いてくるのです。できなくてもともと、ちょっとやってみようか。

入会とか予約とかあるのかなとみてみると、特に事前の手続きは不要のようです。飛び込みで大丈夫そう。靴は貸してもらえるみたいで、動きやすい服装で行けばよいようです。やってみようか。