小人窮すれば斯に濫る
我々の魂は、現生に修行をするために生まれてきたのだということを書きました。私の好きな孔子の言葉があってずっと覚えているのですが、この言葉も人生での修行に関連しているなと思いました。
孔子は道を説き、理想の政治を実現するため ...
最先端と最前線
東北大震災の後でした。テレビで震災地の診療所で働かれている医師のインタビューがありました。その先生は、「自分たちは震災の最前線で患者さんと向き合っている、でも世の中には遠隔手術とか医療の最先端で戦われている先生もいる」という話をされま ...
人はなぜ生まれてくるのか:南直哉著「恐山」を読んで
私は生物系理系の人間でして、霊魂とか死後の世界とかは信じていません。炭素、水素、酸素、窒素原子を主体とした物質によって生物の体はできており、それらが自己複製を目的として複雑に統合されたシステムが生物であり、自己複製の目的を終えたとみな ...
頂を目指すでもなく 人生降りたわけでもなく
ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さんに続いて、プロレスラーの言葉です。どなたの言葉だったか正確には覚えていないのですが、たぶん永源遥さんだったと思います。週プロで読んだのではなかったかと思います。言葉も正確ではありませんが、こんな ...
ピンチは束になってかかってくる
以前ジャイアント馬場さんの言葉についてお話したことがあります。今回はアントニオ猪木さんです。
猪木さんの言葉でよく覚えているのは、「ピンチは束になってかかってくる。それを一気に引き受けてしまうと圧倒されてしまう。そういう時 ...
ジャイアント馬場さん in 探偵ナイトスクープ
私が大学生の頃なので、1990年代前半だと思います。まだ上岡龍太郎さんが局長を務めていた探偵ナイトスクープにジャイアント馬場さんが出たことがあります。
依頼内容は、「自分の祖父が働いてばかりである。もう楽にして趣味などをし ...
「歴史の教訓」を読んで:愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというけれど
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、といいます。誰しも未知の困難に立ち向かうときに過去の事例を参考にしたくなります。その際のデータベースとして、個人の経験よりも、膨大な歴史のほうがいろいろなケースを含んでいるし、その結果も明らかになっ ...
西郷さんと大久保さんの「Why」
司馬遼太郎さんの「翔ぶが如く」を読み進めています。今、第三巻を読んでいます。明治維新後の明治政府のことを西郷隆盛と大久保利通を中心に書き進められています。
二人は征韓論を巡って激しく対立します。西郷さんは自分が韓国に行って ...
ビギナーズラック?マーフィーの法則?
ビギナーズラックという言葉があります。初心者がすいすいと物事を達成してしまうことですね。傍で見ている方がハラハラするような局面でも、無邪気にえいやっとやり過ごしてしまうイメージです。言葉として定着するくらいなので、それなりの確率で起こ ...
Going to a go-go
村上春樹さんがDJを務める村上Radioで、村上作品に出てくる音楽の特集がありました。私は本を読みながらRadikoで聞き逃し放送を聞いていました。
1曲目がストーンズのライブ盤のGoing to a go-goでした。曲 ...