ダイエットの方法を勉強する

中年太りを何とかしようと思い立ち、ダイエットや運動について検索を始めました。その結果、なんと筋トレYoutuberの皆さんを先生として勉強することになりました。

筋トレYoutuberからの学び

皆さん、中年太りが気になり始めた時、何から始めますか?私は運動が真っ先に思い浮かびました。簡単に始められる痩せるための運動といえばジョギングでしょう。

ところが膝と足首の痛さから早々にジョギングをあきらめることになり、水泳と筋トレを始めることになります。区営のスポーツセンターに通うのですが、やり方が良く分かりませんので、運動のやり方を調べることになりました。最初はウェブで調べるのですが、体を動かすのだから動画の方が良いことが分かり、Youtubeを見ることになりました。

すると、ボディビルをやっているような筋骨隆々の方がたくさんYoutuberとして活動されていることを知ります。ボディビルダーなんて自分とは全く接点のない別の人種で、重いウェイトをつかってひたすら筋トレをやっている人たち(脳筋という言葉が浮かびます、失礼!!)と思っていたのですが、サムネに惹かれて見てみると意外や意外、極めて理論的なのです。筋肉を含めた体の解剖学を理解し、どのように体を動かすとどの筋肉が発達するかが語られています。また炭水化物、たんぱく質、脂質、その他の栄養素をどのタイミングでどれくらいの量とると、体にどのような変化が出るかも知っています。そのような知識に基づいて、何年も実践することで、あの体を作っているというのです。いや~、知らなかった。

私はあのような体を目指しているわけではないのですが、筋肉質になりながら脂肪を減らしていけたら理想だよなあと思い、筋トレYoutuberさんの動画をよく見るようになります。

食事?運動?

彼らが言うには、筋トレは筋肉をつけるためにやるもの、脂肪を減らすならば食事、ということで、運動と食事は目的が違うというのです。どんなに筋トレをやっても、食事を管理しなければ太ったマッチョになってしまうと。確かに、相撲取りをイメージすると納得できます。

ちまたでよく言う、「運動しているのに痩せねーよー」というのは、理屈が間違っているのですね。

では食事が体に与える影響について、私が理解したものを図解してみます。

体脂肪率が増えてしまう誤ったダイエット

何も考えずにダイエットすると、筋肉と脂肪の両方が減ってしまいます。それでも一応体重が減って油断して食べる量を元に戻すと、今度は脂肪が増えます。そうすると体重が元に戻った時には、ダイエット前よりも体脂肪率が高い体になってしまっています。あ、やばいと思ってもう一度ダイエットすると、さらに・・・、恐ろしいことになりますね。

しかも、基礎代謝(何も運動していなくても体が消費してくれるエネルギー)は筋肉量に依存します。ということは筋肉量が少ないと、前回と同じ食事制限をしてもエネルギーを消費しない=痩せにくい、ということになります。怖くないですか?

では理想的なダイエットはどうなるでしょうか?

引き締まった体を作る理想的なダイエット

こうすると、体重が元に戻ったとしても体脂肪率の少ない引き締まった体を作ることができます。ボディビルダーの方々は食べる量を増やすところでは、ダイエット前よりも体重を増やして、ハードなトレーニングによって筋肉量を増やします。それでこのサイクルを回すことで長い時間をかけて筋肉ゴリゴリの体を作っているそうです。

もっと早く言ってよ~と思いません?

そして、「できるだけ筋肉は維持して脂肪を減らす」のと「食べる量は増やすけど、筋肉意識を継続」を達成するために、食事と筋トレの両方が必要になってくるということなのです。

まあ理屈はわかった

じゃあ、具体的にどうすればよいのか?

特に「できるだけ筋肉は維持して脂肪を減らす」にはどうしたらよいの?

ダイエットの方針

いろいろな筋トレYoutuberさんを見て、自分なりに考えたダイエットの方針は以下になります。

1.摂取カロリーを、基礎代謝以上、総消費カロリー未満に設定する。

2.炭水化物:たんぱく質:脂質=5:3:2を基準にする。
  たんぱく質を3以上にして、その分、炭水化物と脂質を減らしてもよい。

3.ダイエット期間は2か月を限度とする。

4.ダイエット以外の期間も、たんぱく質の「3」を確保し、炭水化物と脂質で食べる量を調整する。

詳しい方からすれば当たり前だと思われるでしょうが、自分にとっては大きな学びです。

実際にダイエットをやりながら、もう少し細かい点が加わるのですが、大きな方針はこれらです。

次回からは、より具体的に私のやった方法を紹介していきます。