機械式腕時計6 レトログラードも欲しい!
機械式腕時計に嵌る
初めての機械式腕時計を購入し、すっかりその魅力に取りつかれてしまいました。
精密機械を相棒として腕に着けている満足感、メーカーのこだわりが感じられる作りこみ。
なんでその時計を選んだの?と聞かれでもすれば、口から溢れだす蘊蓄。
(実際は誰も聞いてくれませんが)
時計なんて時間が分かればよいもの、手間のかからないソーラー電波が一番、なんて思っていたのは何?という感じです。
こうなってくると、所有欲の暴走が止められなくなってきます。
あ~、あのレトログラードほしかったなあ・・・。
格言
ということで、腕時計に関するブログを読み漁ったり、2チャンネルの各ブランドごとのスレッドをのぞいたり、有名な時計店のサイトを巡回する日々が始まります。
最初は新品の時計を見ていたのですが、機械式腕時計の世界では中古の取引が盛んであることもこの時期に知ります。また新品でも、正規品と並行輸入品では、価格やサービスにだいぶ違いがあることなども分かってきます。
私が良く見ていたのは、
個人ブログ
千一夜すもつくれん話
秋色コスモの機械式腕時計と趣味のブログ
プロンプトン旅
時計店
タイムトンネル
宝石広場
ビッグムーン
ホーネット
Plus one
ジュビリー
海外サイト
Timezone
時計店のサイトでこんなモデルがあるとか相場とかを勉強し、個人のサイトでレビューや時計購入時の注意点とかこだわりを確認し、Timezoneでは世界のマニアたちの保有時計を鑑賞し、といったところです。
こういったサイトでは、腕時計購入についての格言がやり取りされていることがあります。
時計を買わない理由が値段ならば買え、買う理由が値段ならば買うな
2つの時計で悩んでいるならどちらを買ってもよい。どうせ両方とも買うことになるから。
そうだよね!
レトログラードへのこだわり
いろいろな時計を見てはいましたが、やはり最初に悩んだオリエントのレトログラードの時計が忘れられません。
WZ0031AFは3針のシンプルな時計だから、もう一つ、少し複雑な機構を持った時計もいいよな・・・
WZ0031AFは日付しか表示されないから、曜日も表示される時計も欲しいよな・・・
WZ0031AFは金属ブレスだから、革ベルトの時計も欲しいよな・・・
などと理由にならない理由を数え上げて、レトログラードの時計を購入する意味を自分に言い聞かせます。
しかしアルキメデススパイラルさんで見たレトログラードの時計は10万円超えで、WZ0031AFよりも高い。
そんなに立て続けに高い時計を買うわけにはいきません。
とそこに、オリエントの別のレトログラードの時計を発見しました。
WZ0061DEというモデルです。
私が欲しいと思っていた時計と同じ盤面の構成、盤面の色はオフホワイト、ダークグレーのような針に夜光が塗ってある。アルキメデススパイラルさんで見た時計のきらびやかさとはだいぶ違いますが、アンティークな香りのする品の良い時計です。
千一夜すもつくれん話の月野さんも褒めておられる。
ただこの時計は現行モデルではないようで、時計屋さんには売っていません。
2チャンネルを見てみると、一時期セールをしていたようで、定価が84000円に対して3万円を切る価格で売られていた様子。
う~ん、惜しすぎる。
ただAmazonやヤフオクを見てみると、まだ売っています。
価格はまちまち。3万円を切るというのなく、Amazonの7万円台が最安です。
他にも色違いがあったり、海外モデルがあったりしますが、私はWZ0061DEのアンティークな外観がすっかり気に入りました。
どうしようか、これを逃すと手に入れるチャンスがなくなるかも・・・。