初めまして
河合隼雄先生によると、人間には中年の危機と言われる時期があるそうです。詳しくはこのブログの中でご紹介しようと思いますが、人間の寿命が短かった時には、人は一生懸命に子育てをして、様々な手作業(掃除にいしても洗濯にしても)に追われて、やれやれというところで死を迎えていた。ところが寿命が延びて子育て後もだいぶ長く生きないといけない、また家事などは電気製品がやってくれる、となると残りの人生をどう生きるかという新しい課題が浮上してくることになり、その時に中年の危機と言われる時期を迎えるということです。
私も40歳になるくらいまでは一生懸命に夫婦として子育てし、仕事も就職したときから同じ職務を一生懸命にやってきました。子供のころから培われてきた自分(ペルソナというのでしょうか)そのままで、40歳まで来たように思います。ところが子供が中学生くらいになり少し手を離れてくると、今まではなかった「自分の時間」というのができるようになりました。最初のうちは、しばらく聴いていなかった音楽を聴いたり、映画を見たり、本を読んだりでのんびりと過ごしていたのですが、「このまま百歳まで生きるとしたら、持つかなあ・・・?」ということが不安になってきました。また仕事も現場で一生懸命に担当者としてやっていたのが、管理職という名前がついてなんかちょっと違う感じになってきます。自分から部下たちに対してしゃべること=「アウトプット」ばかりになり、自分が新しいことを学ぶこと=「インプット」がなくなってきて、自分がスカスカになっていくような気がしました。
そのように思っていると、人生というのはよくしたもので、いろいろなことが起こります。私の場合は出向という形で仕事内容が変わり、かかわる人たちが変わり、生活様式が変わり、といろいろと変化が起こりました。またその変化の中で自分の考え方やライフスタイル(というのも大袈裟ですが)も変わってきました。変化の過程では当然試行錯誤があり、私なりにいろいろと調べたり、自ら経験して失敗したりということを繰り返してきました。いろいろな方のブログやYoutubeをずいぶん参考にさせていただきました。このブログではそのようにして私が学んできたことを書き連ねていきたいと思います。多くの方が私と同じように中年を迎えて「これからどうしよう」と思われると思います。私は自分なりに調べて参考になったことをまとめて、「こんな感じでしたよ」ということを発信できればと思います。またこのことを書き残しておくことで、私の息子へのメモとしたいと思います。大学生になった私の息子に、今このような話をしても「ふ~~~ん」という感じです。でもきっと彼も中年を過ぎると悩むことが出てくるのではないか、その時に「親父はこういう風に考えていたんだなあ」ということを思ってもらえればと思っています。
話題としては、ボディメイク(筋トレ、水泳、ダイエットなど)、ファッション(スーツ、靴、時計など)、ビジネス関係、読んだ本、大好きなロックンロールになるかなと思っています。がまさに徒然なるままに書き綴ってみたいと思っています。よろしければ、ぜひ暇つぶしに読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
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