機械式腕時計2 Wave Ceptor

5月 4, 2021

Wave Ceptor

これが初めて買った、自分にとっては結構高い腕時計です。機械式じゃないじゃないかと言われそうですが、あくまで腕時計の第一歩ですから。もう購入から10年以上たっていますし、ハードに使っていましたのでかなり傷だらけですが、まだ何のメンテナンスをすることもなく動き続けています。アナログとデジタルのミックス。デジタルでは曜日日付、時刻の数値表示などに切り替えることができ、さらにアラーム、世界の時刻、ストップウォッチなどの機能も付いています。電波時計ですので、時刻は一日に何度か勝手に修正されて常に正確です。

Wave Ceptor 現在の姿。数々の闘いを共にしてきた傷が痛々しくも愛おしい。
時計の下側はプラスチックです。価格が価格ですので仕方ないですね。
内側にひょろひょろと伸びているのが余り駒です。

スペックは、ソーラ電波時計、ステンレススチール、5気圧防水。私が買ったのは金属ブレスを短くすることができず、余った部分は手首側に折りたたまれる感じですので、ちょっと不細工な感じがします。でも視認性もよく、アラームなどなどの機能も十分。5気圧防水というのはそんなにすごい防水ではないらしいのですが、私は汚れたら水道水で中性洗剤を付けてじゃぶじゃぶ洗っていました。私が農業をしていたころには、土まみれになって、全く躊躇なく水道水で洗っていましたが、びくともしていませんね。G-SHOCKではありませんが、質実剛健の頼れる時計です。

Wave Ceptorには、いろいろな種類があります。クロノグラフになっているもの、盤面が白いの黒いの、革ベルトのものもあります。また新しいモデルでは金属がチタンになって重量が軽くなり、余ったベルトの駒も取り外せるようになっているようです。Casioの企業努力はすごいです。電車に乗っていても、サラリーマンの方でこの時計をしている方をよく見かけます。高級時計ではありませんが、腕時計に求められるベースの機能を満たした素晴らしい時計だと思います。

  • 手間がかかる時計は嫌、ノーメンテで行きたい
  • できるだけ安く済ませたいけれど、信頼性は大事
  • 仕事で付けていてもおかしくない

という時計を探されている方にはうってつけだと思います。私が一つ残念に思うのは、アナログとデジタルの表示が徐々にずれることです。デジタルの方は電波による修正で常に正しいのですが、アナログの方は修正されません。よって、ときどき(といっても1年に1回程度ですが)アナログの補正を手動で行う必要があります。頻度が低いだけに操作時にはいつもマニュアルを見ることになり、なかなか面倒です。これは直せないのかなあ。

リストショットです。私の手首周りは16cmほどです。程よい大きさと思っています。

今では、よほどの汚れ作業になるとき以外は着けなくなりました。毎日窓辺に置いているのですが、それで十分に充電されています。